飲酒してないのにγGTPの数値が高くなる理由

 

 

γGTPはアルコールに弱い

 

主に肝臓に存在してタンパク質の分解や合成をサポートする酵素がγGTPですが、アルコールの影響を受けやすく、飲酒の量によっては肝臓から血液中に流れ出てしまいます。

 

γGTPは血液を検査して流出している値を測定します。肝臓に疾患がなく内臓脂肪の蓄積も少なければ、基準値の上限を超える心配は低いですが、メタボ体系や脂質の高い食事を好む傾向にあると、基準値を超えることが多いです。特にγGTPはアルコールに敏感に反応する性質を持っているので、毎日アルコールを飲む習慣がある人や検査の前日に大量にアルコールを飲むと、高い数値を示すことが多いです。

 

飲酒をしなくても数値は高くなる

 

γGTPはアルコール以外でも高い数値を示すことがあります。特に生活習慣病による影響が高く、肥満、糖尿病でも数値は高くなりますし、運動不足や脂質の多い食生活も数値を高くする原因です。

 

飲酒してないのに健康診断で数値が高いと指摘されたら、食生活や生活習慣の見直しが必要です。バランスの良い食事を心がけていて、体脂肪値も正常値範囲内、体重の管理も万全という場合でも、検査結果が高くなる可能性があります。

 

たとえばアルコール入りのチョコレートや栄養ドリンクにはアルコール分が含まれているので、検査の前日には念のために摂取しないほうが良いでしょう。また調味料のみりんや料理酒はアルコール分を煮とばして使用すると安心です。

 

中には飲酒の習慣はないけど、歓送迎会でたまたまアルコールを飲んでしまったというケースもあります。習慣性がない場合には、異常に高い数値になることは稀ですが、数値が高くなる原因を極力排除して再検査を受けると正確な検査を受けられます。

 

また治療中の疾患があり継続して薬を服用している場合にも、γGTPの数値が高くなる原因のひとつです。この場合には、使用の申告をするか医師への相談が必要です。