γGTPの数値が健康に与える影響とは

基準値より高い場合

γGTPは肝臓の機能がダメージを受けているほど数値が高くなります。最も多いダメージを受ける原因はアルコールです。毎日大量にお酒を飲む人は高くなりやすいです。肝臓はアルコールを分解して、体に有毒なアセトアルデヒドを無害化して排泄する役割を持っています。ただし、キャパシティを超えてしまうと、処理しきれなくなり、肝臓の細胞がダメージを受けて血液の中にγGTPが流出します。ダメージを受けても、肝臓の細胞は再生されますが、流出する割合が高くなると再生が間に合わなくなり、肝臓の細胞が不足して機能低下になります。γGTPが高くなるほど健康に与える影響は大きくなります。男性の基準値の上限は50で、100以内なら体調不良や検査前夜の飲み過ぎなどの影響の可能性が高いですが、200以上になると健康に様々な悪影響があります

 

基準値よりずっと低い場合

γGTPの基準値は上限はありますが、下限は特にありません。基本的に血液中にγGTPが存在していなくても、健康に悪影響が及ぶことはありません。ただし、他の検査数値が異常に高いもしくは維持用に低いなど、正常ではない場合には、何らかの体調不良の可能性があります。また、女性は男性に比べると基準値が低く設定されています。女性ホルモンがγGTPの数値を低くする働きがあるため、というのが理由です。ただ、女性ホルモンは年齢を重ねると分泌量が減少するので、高齢になるほど検査時の数値が高くなりやすいです。また、妊娠中も低くなる傾向があるので、特に心配することはありません。どうしても気になる場合には、再検査を受けるか、主治医に相談をして適切な検査を受けると安心です。

 

正確な検査のために必要なこと

検査で正確な数値を導き出すためには、検査前の注意事項を正しく守ることが大切です。少なくとも検査の前日には深酒をせず、脂質や糖質の高い食事は避けるべきです。また、睡眠不足も検査結果に影響するので、早めの就寝を心がけるとよいでしょう。疲れが溜まっているなと感じたら、良質なたんぱく質、多くの種類のビタミン・ミネラルを含む食事をすることも、数値の正常化に役立ちます。