γGTP値は年齢によって上がりやすくなる

 

加齢によって体内の機能は劣化する

 

老化現象の原因のひとつは、体内に活性酸素が増えすぎて細胞が酸化することにあります。またコラーゲンやヒアルロン酸など細胞や関節の弾力に必要な成分の生成力も劣化するので、ひざ痛や肌のたるみなどを生じます。新陳代謝も悪くなると、太りやすくなったり体内に脂肪が蓄積しやすくなります。

 

老化を食い止めることは難しいですが、適切なケアを行えば進行の速度を緩やかにすることは可能です。また血液の劣化も健康に大きな障害が生じる老化現象のひとつです。

 

健康診断で行われる血液検査で、要経過観察という結果になったり場合によっては再検査になることもあります。血液の状態は体の機能の低下だけでなく、長年の食生活や生活の習慣が関わっていて、50代になると約8割の人が何らかの異常数値を示すようになります。特に嗜好以外でも仕事や付き合いで飲酒の機会が増えるため、肝臓の機能の目安と言われているγGTP値が基準値を超える人は少なくありません。

 

老化現象とあきらめない

 

年齢が高くなるほどγGTPなどの血液中の検査値が基準値を超えやすくなりますが、改善できないということではありません。γGTP値が高くなる原因の多くはアルコールです。過剰な飲酒と同時に、脂質の高いおつまみの食べ過ぎが肝臓に負担をかけています。

 

γGTP値が100以内なら、日常的な飲酒を改め脂質の高い食事を制限すれば、短期間で基準値内に数値を下げることができます。食生活を見直して食事のバランスを整えれば、γGTP値だけでなく加齢によって生じやすいメタボ体系の改善、糖尿病のリスクの軽減にも効果があります。

 

50歳を過ぎて健康診断の結果が基準を超えていたとしても、老化現象と無視するのではなく、医師の指導を受けながら適切なケアを行えば、若々しい健康体を維持できます。